私のセカンドストーリー

このブログは60歳を過ぎた個人事業主の日々をお伝えします!

どんな子細な事も

裁判所に破産申請をするとおよそ1か月以内に破産手続開始通知書が発行されます・・・申請に不備が無ければですが。
通知書には裁判所で始まる破産手続が開始される旨の通知と、破産管財人の指定、債権届出書の提出期限と財産状況報告会開催の日時が記載されています。


私の場合は関連会社の連鎖倒産もあったので2社の申請と個人の申請で計3つの法廷に出廷する事となり、債権債務の調査と免責不許可の事実が無いか審議が始まりました。
財産状況報告会には債権者の皆さん、債権者の弁護士、私と私の弁護士、管財人弁護士が出席する事になりますが、初回の報告会では多数の方が出席されます・・・私は開廷前の法廷入口に集まった債権者の方々ひとりひとりにお詫びしましたが、誰ひとりとして私責める言葉はありませんでした。


出廷最終日、「破産事件を二度三度と繰り返す方もいます、あなたは決してそのような事が無いように再起してください」と裁判官の言葉。


これからの人生も何が起こるか分かりません。しかし、どんな子細な事であっても人に迷惑を掛けたり、傷つけたりすることが無い生き方をしたいと思います。

ではまたあした!