おはようございます。
青空が広がる今朝の仙台、9:00現在の気温は3℃・・・先ほど雪がチラチラと舞っていましたが、花粉も・・・事務所の空気清浄機は赤い警報ランプを点灯させて全開運転をしています。

さて、学生専門アパートを紹介する不動産会社でアルバイトをしていた時のお話の続き。

物件へ案内するのは一日に4組から5組、受付担当のスタッフさんがセレクトした4物件程度を案内しますが、殆どの学生さんがご両親や兄弟と一緒に見学します。
北は北海道、東北六県と中には海外から見学に来る留学生も。

通学する学校へのアクセスと希望する家賃のバランスを考えて物件は選ばれますが、学生さんは初めてのひとり暮らしと、仙台での新生活に夢を膨らませてやって来ます。
案内する物件は1Rもしくは1Kが殆どですが、最近はロフト付き物件を条件にされるご家族も多くなりました。
まぁ、決して広くはないお部屋を有効活用するには良い選択ですが、高さ2m近いはしご階段を毎夜昇り降りするのもなかなかの一苦労。

時折ご両親から「安ければどんな部屋でもいいですから、どうせこの子は夜寝るだけになるので」というお話を頂きます。
確かに日中は学校で勉強、休みの日はアルバイトという事になればそうなんでしょうが、たまの休みに日も当たらない、風通しも悪いお部屋に居るのもどうかと思います。
日本ではいまだに「衣食住」の言葉の通り「住まいの優劣」は後回しになる風潮がありますが、居心地のいい、健康的な環境は精神面の育成にも影響すると思いますが。

写真は市内中心部のアパート・・・窓の先には大きなビルが迫り、光は北側の窓からいくらか入るだけ・・・照明を消すと日中でもお部屋は真っ暗になります。

ではまたあした！