私のセカンドストーリー

このブログは60歳を過ぎた個人事業主の日々をお伝えします!

確認しよう【見積書】【内訳】

おはようございます。
午前中は晴れたり曇ったり、時折射す日差しは紫外線が強く顔がヒリヒリと・・・福岡では雪が降ったそうですが、不思議な天候ですね。


決算期を前に、業績予想を下方修正する企業が増えているようです。
他にも新型コロナウィルスの影響などは経済活動へさらに深刻なダメージを与えるかもしれません。
予断を許さない日本経済、グルメやインスタ映えも結構ですが、無駄な出費を抑え貯蓄行動に転換すべきと思いますが。


さて、法人や個人の方から住まいや店舗の新築、改装の相談を受けるとプランやインテリアの提案だけではなく、予算・現場管理業務も担当する事にしています。
お客様から現場を預かると工種毎にその専門業者さんから見積書を集める訳ですが、いつも気になるのは「諸経費」という項目。
ご覧の資料は昨年ある業者さんから提出された見積書ですが、「現場管理費」のほかに「現場経費及び諸経費」とあります・・・しかも、明細や内訳資料も無くそれなりの金額で。


当然電話で内容の説明を求めますが、帰ってくるのは「ガソリン代」「駐車場代」「電話代」といった回答が殆ど・・・「その内訳を出して下さい」と言うと気分を悪くされて相手の態度が変わります。


私としてはお客様に説明する責任があるので曖昧にしておく訳にはいかないのですが、建設業界ではこの諸経費という項目が予備費的な性格も含め計上されるのが慣習になっています。
「ガソリン代」「駐車場代」「電話代」など経費の計上がダメという事ではなく、裏付けのある数字で記載して欲しいという事です。
ましてや、「一式」では現場の工期や内容が変更になった時の数字の入れ替えが困難です。


日本人は相手の「人柄」とか「良くしてくれるから」といった人情的なことで内容を確認しないことがよくありますが、「何を何個」「どういった物をどれほど」といった内訳明細はお互いの信用を深める為にも不可欠だと思います。

ではまたあした!